根本的な問題はなにか？
私たちが導いた答えは一つ。
親との絆を断たれた子ども達の状況が一向に良くならない最大の原因は、行政に負荷がかかり過ぎている現状の仕組みと、私たち市民の行政だのみの精神に他ならないと気がついたのです。
現在は、虐待を受けた子どもの保護や救済、施設への措置、里親の募集・育成・子どもとのマッチング、これらすべてを児童相談所が行うのが基本です。しかし、児童相談所の限られた職員数では到底手が回らず、もはや機能不全に陥っていることは明らか。
ぐるーんは、まず行政をハブとした複雑な構造を変え、子どもの保護・救済から、最終的に家族との絆が完全に断たれてしまった子どもが里親へ委託されるまでを、一貫したスムーズな流れに変えることが必要ではないかと考えています。
新しいスムーズな流れの過程で、ぐるーんが心ある市民のみなさまと子ども達に提供する“新しい絆”は３つです。
「崩壊しかけた家族を再生させるために差し出す“新しい絆”」
「家族と離れて暮らす子ども達に差し出す、家族を補完する“新しい絆”」
「親との絆が完全に断たれた子ども達を迎え入れる“新しい絆”」
それぞれの人が、それぞれの立場で、子ども達に“新しい絆”を差し出す。たったそれだけのことで、あなたが接した子ども達は以前よりも遥かにあたたかな乳幼児期を過ごすことができるのです。
子ども達がどんな状況にいようとも、寂しさに耐え、しなくていい我慢を強いられない社会を。あなたも一緒に新しい未来を目指して行きましょう。