理事の河本美津子さんの近況

27日に高島でのサバイバルイベントが終わりました。

総勢72人、大雨の中を歩くことから始まって、
山に登り、水を汲み、魚をさばき、竹ご飯を炊き、火をおこし、のろしを上げ・・・小さなサバイバルを体験しました。

それは、子ども達を遊ばせるイベントではなく、
大人も本気でサバイバルに取り組むものでした。


参加してくれたのは、施設の子ども達と職員さんと
ぐるーんのサポーターだけではなく、一般参加の大人も様々でした。
色々な方が、施設で暮らす子ども達に関心を持ち、ふれあい、
また子ども達から元気をもらったようです。


関東からの避難・移住の方々も参加してくださいました。
原発の被害者としてではなく、普通の親子として。
施設で暮らす子ども達やそれを支える人々・一般の親子とふれあえました。

子ども達が山でのミッションをしている間、
大人の大半は浜辺の準備だったので、
子ども達のグループ活動の中心である山での様子は把握できていません。が、山から駆け下りてきた子ども達の様子を見ると、
どこで生まれたとか育ったとか・・全く垣根なく、仲良しになっていました。

アメリカから参加のお子さんも違和感なく溶け込んでいました。

そんな子ども達の姿も、傷ついた大人やドロップアウトした若者に、
逆に元気と勇気を与えてくれたように思います。

この写真をまとめとして選んだのは、
一人ひとりの色は違ってもみんなが「ぐるーん」だったからです。
名札には名前の上に「We are ぐるーん」と書いてあります。
ぐるーんのサポーターではない人も、みんな同じ。
子どもだけでなく、大人にも垣根を越えたイベントになりました。

準備からお手伝いしてくださった施設の先生、
快く力を貸してくださったペンションのオーナー、
最後まで温かく見守ってくださった高島の皆さん、
本当にありがとうございました。


来年もできるといいなー!


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