サポーターから週末里親になった高橋明日香さんのレポⅡ

じゅんくん、たくさんの体験をして大きくな〜れ!
ぐるーんしてきました。「イルカショーの巻」
じゅんくん(仮名)と水族館へお出かけしてきました。
水族館といえば花形はイルカショー。じゅんくんも楽しみで仕方ない様子。
「ここで待ってよう」と、じゅんくん。
…スタートまでまだ20分以上ありますっ!早すぎます。
イルカも待ち遠しいけど、たくさんの観客も気になるらしく会場を何度も見まわしてました。

さて、どこに座ろうと思案してたら「ここがいい」と。
まさかの『一番前ど真ん中』ご指定。
そこはオレンジ色に椅子が塗り分けられた「水しぶきゾーン」
「イルカがジャンプした際には水しぶきがかかる場合があります。ご了承ください」の席でした。
(あんたなんでそんなとこだけアグレッシブなの!?)と思いつつ
「ここは水かかるかもしれないよ?いいの?」
「ここがいい」と。

う~ん。どうしよう?
私は濡れた場合、着替えはないけど上着脱げばいいか・・・でもじゅんくんは着替えがない、太陽は出てるけど気温も少し低い、これからまだ数時間ここにいないといけない…濡れた場合を頭の中で高速でシュミレーションしました。
風邪ひいたりしたらやっぱり困るので、何でも「いいよ」とは言えません。

で「雨合羽持ってきてるから、それを羽織ろう」と提案したのですが、素直に言うことを聞かない。
う~ん!もういいや!
(濡れたら売店でTシャツ買おう…)と密かに最悪のケースを想定しつつ、もう何も言わないことにしました。

ほどなくイルカショースタート。
いきなりイルカのジャンプからスタートです。
その時、「バシャっ~!」と水しぶきが・・・!
別のシートの方にかかりました。
その様子を見ていたじゅんくん。
つぎの瞬間、黙って自ら合羽を羽織りました。
『ホレ見たことかっ!』
と内心思いました。
でも、いーんです。これで。見て学べば。

小さい失敗を用意してあげることは、大人の方に時間や気持ちにゆとりがないとできないんです。失敗されたら、後処理が面倒だから。

そんなこんなでしっかりフードまでかぶって最後までショーを楽しみました。
水しぶきは・・・かかりませんでした!

次回はついに?最終回
「カメさんなくしちゃったの巻」です!

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